介護

ケアマネジャーの選び方・変え方|合わない時どうする?介護福祉士が解説

ケアマネジャーの選び方・変え方|合わない時どうする?介護福祉士が解説

こんにちは、なっちゃんです。

ケアマネジャーさんとの相性。

実はここで悩んでいる方、すごく多いんです。

「なんだか話しづらいな」

「もっと親身になってほしいのに」

そう感じても、口に出しにくいですよね。

一度お願いした手前、失礼な気がして。

先に、いちばん大事なことをお伝えしますね。

ケアマネジャーの動き方は、制度よりも「人柄」で大きく変わります。

同じ資格を持っていても、人によって全然違う。

これは、現場にいる私が実感していることです。

そしてもうひとつ、大前提を。

ケアマネジャーは、希望があれば変えられます。

我慢して続ける必要はないんです。

今日は、選び方と、変え方の両方をお話ししますね。

ケアマネジャーって、そもそも何をする人?

正式には「介護支援専門員」と呼ばれます。

役割をひとことで言うと、介護の「コーディネーター」です。

親の状態や希望を聞いて、ケアプランという計画を作る。

デイサービスやヘルパーなど、必要なサービスの手配もしてくれます。

費用の管理や、事業所との連絡も、間に入ってやってくれるんですよ。

言ってみれば、介護生活の相棒のような存在です。

だからこそ、相性はとても大事なんです。

良いケアマネジャーの見分け方

「いい人かどうか」って、最初は分かりにくいですよね。

私が現場で見てきた、判断のポイントを表にしました。

チェックポイント良いサイン気になるサイン
説明の仕方選択肢を示してくれる一方的に決めてしまう
連絡の頻度相談しやすい、返事が早い連絡がつきにくい
家族への配慮本人と家族、両方の話を聞く本人の意見だけで進める
対応の速さ困りごとにすぐ動いてくれる「様子を見ましょう」で止まる

もちろん、これがすべてではありません。

対応は本当に個人差が大きく、一概には言えない部分もあります。

ただ、「なんとなく違和感がある」を放っておかなくていい。

その感覚を、大事にしてほしいんです。

上手な頼み方、3つのコツ

いいケアマネジャーでも、伝え方次第で対応は変わります。

ちょっとした工夫で、ぐっと動きやすくなりますよ。

1. 「事実」と「具体的な希望」をセットで伝える

「大変なんです」だけだと、何が大変か伝わりにくいです。

「夜中に3回起きてしまって、私が寝られていません。訪問を増やせますか」

このくらい具体的だと、ケアマネさんも動きやすくなります。

2. 遠慮しない

「こんなこと言っていいのかな」と、飲み込まなくて大丈夫です。

困りごとを伝えるのは、ケアマネジャーの仕事の範囲そのものです。

遠慮は、あなたにも親にも、いいことがありません。

3. やり取りを記録しておく

いつ、何を相談して、どう返事があったか。

簡単でいいので、メモしておきましょう。

あとで「言った・言わない」にならず、変更するときにも役立ちます。

こうした頼み方の言葉選びは、実はけっこう奥が深いテーマです。

より具体的な伝え方の型は、noteのほうで詳しくまとめているので、気になる方はそちらも見てみてくださいね。

合わないと感じたら:変更の流れ

我慢が限界になる前に、変え方を知っておきましょう。

実は、思っているよりシンプルです。

ステップ1 まず今の事業所に相談する

いきなり「変えたい」と言わなくて大丈夫です。

「もう少しこうしてほしい」と、担当者に直接伝えてみる。

事業所内で担当を替えてくれることもあります。

ステップ2 難しければ地域包括支援センターに相談

「事業所に言いにくい」「言ったけど変わらない」。

そんなときは、地域包括支援センターに相談してください。

中立な立場で、間に入って調整してくれます。

ステップ3 新しい事業所・ケアマネを紹介してもらう

希望を伝えれば、別の事業所を紹介してもらえます。

今のケアマネさんへの角の立て方が心配な方も多いですが、こう伝えれば大丈夫です。

「今までありがとうございました。今回は、もう少し家から近い事業所にしたいと思って」

理由は、これくらい柔らかい言い方で十分です。

「合わなかったので」と、正直に伝える必要はありません。

よくある質問

Q. 変更するのに、はっきりした理由は必要ですか?

A. いいえ、必要ありません。「なんとなく合わない」でも、変更していい理由です。理由を細かく説明する義務はないので、安心してくださいね。

Q. 何回でも変えられますか?

A. 回数の制限はありません。ただ、変えるたびに一から状況を説明する手間はあります。「合う人に出会うまで」と考えて、必要なら遠慮なく動いてくださいね。

Q. 変更している間、サービスが止まったりしませんか?

A. 基本的には、引き継ぎをしながら進めるので、大きな空白期間が出ないよう調整してもらえます。心配な場合は、地域包括支援センターに「切れ目なくお願いしたい」と伝えておきましょう。

まとめ

ケアマネジャー選びで、覚えておいてほしいことです。

  • ケアマネの動き方は、人柄で大きく変わる
  • 希望があれば、変更してかまわない
  • 伝え方は、事実+具体的な希望がコツ
  • 変更は、事業所→地域包括支援センターの順で相談

合うケアマネジャーは、必ずいます。

今の担当者に迷いがあるなら、まず相談することから始めてみてくださいね。

ここまで読んでくれたあなたは、親のことを本気で考えている、やさしい娘さん、息子さんですね。

いいパートナーを見つけることも、大切な親孝行のひとつです。

一人で抱え込まず、遠慮なく頼っていきましょうね。