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認知症の親の通販・電話が止まらない…家族ができる対策を介護福祉士が解説

認知症の親の通販・電話が止まらない…家族ができる対策を介護福祉士が解説

こんにちは、なっちゃんです。

実家に行くたびに、見覚えのない荷物が増えている。

同じような健康食品が、いくつも段ボールで積まれている。

そんな光景を見て、胸がぎゅっとなったことはありませんか。

「なんでこんなに買うの」

そう言いたくなる気持ち、よく分かります。

でも先に、知っておいてほしいことがあります。

通販や電話が止まらないのは、寂しさの表れであることが多いんです。

電話の向こうの人と話す時間が、親にとって「つながり」になっている。

叱っても、その寂しさそのものは消えません。

だから、今日お伝えする対策の核心はこれです。

親を叱るのではなく、通販会社に直接連絡すること。

環境のほうを変えていく。

それが、いちばん現実的で、優しいやり方なんです。

なぜ、通販や電話が止まらないのか

不思議に思うかもしれませんが、理由には共通点があります。

多くの場合、注文そのものより「電話の時間」が目的になっています。

オペレーターとのやり取りが、誰かと話せる貴重な時間になっているんですね。

一人暮らしで、日中ほとんど人と話さない。

そんな親にとって、電話口の明るい声は、ちょっとした楽しみになります。

判断力が落ちると、「前にも頼んだかも」という記憶も曖昧になります。

だから、同じ商品を何度も注文してしまう。

これは、だまされているだけとも言い切れません。

寂しさと記憶の変化が、重なって起きていることが多いんです。

そう分かると、対策の見え方も少し変わってきますよね。

家族ができる対策、早見表

親を責めるより、外側の仕組みを変える。

まずは、できる対策を一覧にしました。

対策内容効果
通販会社に事情を伝える認知症のため、注文時は家族へ確認連絡をと依頼する対応してくれることが多い
DM・電話勧誘の停止依頼各社の窓口に連絡する新規の勧誘を減らせる
着信拒否の設定指定した番号からの着信を拒否する電話そのものを防げる
相談窓口リストを目につく場所に地域の相談窓口を印刷して置いておく電話する相手が変わることがある

対応は会社や契約内容によって変わります。

「絶対にこうなる」とは言えませんが、試す価値のある方法ばかりです。

一つだけでなく、いくつか組み合わせるのがコツですよ。

通販会社に連絡するときのポイント

いちばん効果を感じやすいのが、通販会社への直接連絡です。

現場で見てきた、伝え方のコツをお話ししますね。

遠回しに言うより、率直に伝えたほうがスムーズです。

たとえば、こんな伝え方があります。

「母が認知症で、注文の判断が難しくなっています。今後、注文があった際は、いったん家族に確認の連絡をお願いできますか」

はっきり「認知症」という言葉を使うと、対応してもらいやすくなります。

多くの会社には、こうした相談専用の窓口があります。

「注文を受け付けないでほしい」と、はっきりお願いしても大丈夫です。

遠慮せず、家族としての希望を伝えてくださいね。

契約者名義の壁について

ここで、知っておいてほしい注意点があります。

契約が親の名義だと、家族が勝手に止められないことがあるんです。

会社によっては、委任状が必要だったり。

名義変更や解約に、本人確認が求められることもあります。

このあたりのルールは、会社や制度によって本当にさまざまです。

「絶対にこう」と決めつけず、連絡した際に個別に確認してみてくださいね。

もし手続きが複雑で困ったら、一人で抱えなくて大丈夫です。

消費生活センターなど、間に入ってくれる窓口もありますよ。

よくある質問

Q. 全部の通販会社に連絡したほうがいいですか?

A. 実際に注文しているところから優先してで大丈夫です。荷物の伝票や請求書を見返して、頻度の高い会社から連絡してみましょう。

Q. お金の督促が来てしまいました。どうすればいいですか?

A. まずは慌てず、消費生活センターに相談してください。認知症による契約は、取り消せる場合もあります。一人で判断せず、専門の窓口に間に入ってもらいましょう。

Q. 本人が怒ってしまったら、どう対応すればいいですか?

A. よくあることです。「あなたのため」と正論で説得しようとせず、「私が心配だから、一緒に確認させてね」と、寄り添う言葉で伝えてみてください。すぐに納得してもらえなくても、焦らなくて大丈夫です。

まとめ

親の通販や電話の悩みで、大切にしてほしいことです。

  • 止まらない背景には、寂しさがあることが多い
  • 叱るより、通販会社に直接連絡するほうが現実的
  • 着信拒否や停止依頼など、複数の対策を組み合わせる
  • 名義の壁があれば、無理せず窓口に相談する

叱るより、環境を変えるほうが、親にもあなたにも、ずっとラクになります。

ここまで読んでくれたあなたは、親のことを本気で考えている、やさしい娘さん、息子さんですね。

寂しさの埋め方は、通販でなくてもいいんです。

少しずつ、あなたとのつながりに置き換えていけたらいいですね。