こんにちは、なっちゃんです!今日もいっしょにキラっと行こっ♪
今日のテーマは、ちょっと重たいかもしれません。でも、すごく大切なお話なんです。
「親を施設に入れる」ってこと。
「施設に入れるなんて、冷たい子どもだと思われるんじゃないか」 「親を見捨てるような気がして、罪悪感でいっぱい」 「世間体が気になる」
そんな風に思っている方、たくさんいらっしゃいますよね。
でもね、介護福祉士として働く私は、たくさんのご家族を見てきました。そして、確信を持って言えます。
施設入居は、親を救う選択になることがあるんです。
今日は、その理由と、罪悪感を手放す方法についてお話しします。先輩方にも、そのご家族にも、読んでいただきたい内容です!
第1章:「施設=かわいそう」という思い込み
昭和の介護観が作った呪い
「親の面倒は子どもが見るもの」 「施設に入れるなんて、親不孝」 「最期まで家で看取るのが、本当の愛情」
こういう言葉、聞いたことありませんか?
これって、昭和の時代の介護観なんです。当時は介護保険もなくて、福祉サービスも少なかった。だから、家族が介護するしかなかった時代の考え方。
でも、令和の今は違います!
介護保険制度があって、プロの介護サービスが充実していて、素敵な施設がたくさんあります。医療も進歩して、安全に介護を受けられる環境が整っています。
なのに、昭和の価値観だけが残ってしまって、「施設=かわいそう」っていう思い込みが消えないんです。
これ、本当にもったいない!
施設入居を選んだ家族を責める社会
私、介護福祉士として働いていて、何度もこんな場面に遭遇します。
施設に親御さんを入居させたご家族が、親戚や近所の人から言われるんです。
「まぁ、施設に入れちゃったの?かわいそうに」 「あなた、働いてるから忙しいのはわかるけど、親御さんが気の毒ね」 「うちは最期まで家で看たわよ」
こういう言葉に、ご家族は深く傷つきます。
でもね、こういうことを言う人たちって、実際の介護がどれだけ大変か、知らないんです。24時間365日、気が休まらない生活。自分の時間も、仕事も、健康も、すべて犠牲にする生活。
知らない人が、簡単に言うんです。
だから、声を大にして言いたい。施設入居を選んだご家族を、責めないでください。その選択は、親御さんを救うための、勇気ある決断なんです。
罪悪感の正体
「親を施設に入れる」って決めたとき、多くの方が罪悪感を抱きます。
でも、その罪悪感の正体って、何だと思いますか?
実は、「世間の目」なんです。
「人からどう思われるか」 「親不孝だと言われるんじゃないか」 「冷たい子どもだと思われるんじゃないか」
自分自身の気持ちというより、他人の評価を気にしてしまっている。
でもね、親御さんの人生と、あなたの人生。一番大切なのは、他人の評価じゃなくて、二人の幸せですよね。
世間体のために、親子ともに苦しむ必要なんて、まったくないんです。
第2章:施設入居が「親を救う」理由
理由1:専門的なケアが24時間受けられる
施設には、介護のプロがたくさんいます。
介護福祉士、看護師、理学療法士、作業療法士、栄養士…様々な専門職が、チームで親御さんをサポートします。
夜中に具合が悪くなっても、すぐに対応できる。 転倒のリスクを減らす環境が整っている。 栄養バランスの取れた食事が、毎日提供される。 リハビリや機能訓練で、できることを維持・向上させる。
これって、家庭ではなかなか難しいことなんです。
特に、認知症や医療的ケアが必要な方は、専門的な対応が必須。素人の介護では、逆に危険なこともあります。
施設入居は、親御さんの安全と健康を守る選択なんです。
理由2:親の尊厳が守られる
これ、意外に思われるかもしれませんが、すごく大切なポイントです。
家で子どもに介護されると、親御さんはこう思います。
「娘にオムツを替えてもらうなんて、恥ずかしい」 「息子に入浴を手伝ってもらうなんて、情けない」 「自分は、もう親としての威厳がない」
親子関係が逆転してしまって、親としてのプライドが傷つくんです。
でも、施設では違います。
プロの介護士が、尊厳を守りながらケアをします。「〇〇さん、お風呂の準備ができましたよ」と敬意を持って接します。
親御さんは、「お客様」として、一人の大人として扱われます。子どもに世話されるときの、あの「申し訳なさ」がないんです。
私、これを「介護される側の尊厳」って呼んでいます。施設だからこそ守られる、大切な尊厳なんです。
理由3:社会とのつながりが生まれる「可能性」がある
家に閉じこもっていると、社会とのつながりが途切れがちです。
友達とも会いにくくなる。 外出する機会も減る。 人と話すことも少なくなる。
これは、心身の健康に影響を与えることがあります。
施設では、スタッフや他の入居者さんと接する機会があります。レクリエーションで歌ったり、体操したり、創作活動をする時間もあります。季節のイベントや外出行事が企画されることも。
「新しい友達ができた!」って、嬉しそうに話してくれる入居者さんもいらっしゃいます。
ただし、これはすべての方に当てはまるわけではありません。
環境の変化に戸惑って、部屋に引きこもりがちになる方もいらっしゃいます。周りに馴染めず、会話や食事が減って、元気をなくしてしまう方もいます。
大切なのは、「施設に入れば必ず元気になる」と決めつけないこと。
親御さんの性格、これまでの生活スタイル、コミュニケーションの得意・不得意を考えて、その方に合った施設やサービスを選ぶこと。
そして入居後も、ご家族やケアマネジャーさん、施設のスタッフと連携して、親御さんの様子を見守り続けることが大切なんです。
施設は万能じゃありません。でも、適切に選んで、適切にサポートすれば、親御さんの新しい生活の場になる可能性がある場所なんです。
理由4:子どもが「子ども」でいられる
これは、親御さんにとっても嬉しいことなんです。
介護に疲れ果てた子どもの顔を見るのは、親にとって一番辛い。自分のせいで、子どもの人生が壊れていくのを見るのは、耐えられないんです。
でも、施設に入居すれば、子どもは介護から解放されます。
そして、「娘」「息子」として、親と向き合えるようになる。
面会に来たとき、笑顔で話せる。 一緒にお茶を飲んで、昔話ができる。 「お母さん、元気そうでよかった」って、心から言える。
親御さんは、それを見て安心するんです。「この子は、ちゃんと自分の人生を生きている」って。
施設入居は、親子関係を守る選択でもあるんです。
第3章:実際の施設入居事例
和子さん(仮名)とその娘・典子さんのケース
和子さん(81歳)は、認知症がありました。娘の典子さん(56歳)が、仕事を辞めて在宅介護をしていました。
でも、1年後、典子さんは限界に達しました。
夜中に何度も起こされる。 徘徊で警察に保護される。 「家に帰る」と言って、自分の家なのに外に出ようとする。 時には、典子さんを「泥棒」と呼んで怒鳴る。
典子さんは、心身ともにボロボロになりました。
施設入居を決意したきっかけ
ある日、典子さんは和子さんを叩いてしまいました。
「もう、いい加減にして!」って、手が出てしまったんです。
その瞬間、典子さんは気づきました。
「私、このままじゃ母を傷つけてしまう」
それで、ケアマネジャーさんに相談して、特別養護老人ホーム(特養)への入居を決めました。
申し込みから3ヶ月後、和子さんは施設に入居しました。
入居後の変化
最初の1週間は、和子さんも典子さんも不安でいっぱいでした。
でも、2週間後に面会に行った典子さんは、驚きました。
和子さんが、笑っていたんです。
施設のレクリエーションで、他の入居者さんと一緒に歌を歌っていました。職員さんに「和子さん、お上手ですね!」って褒められて、嬉しそうにしていました。
典子さんに気づくと、和子さんは言いました。
「あら、あなた、来てくれたの。嬉しいわ」
いつもの「誰?」じゃなくて、「来てくれた」って。娘だとわかってくれたんです。
典子さんは、涙が止まりませんでした。
半年後の親子関係
半年後、和子さんと典子さんの関係は、すっかり変わっていました。
典子さんは週2回、施設に面会に来ます。一緒にお茶を飲んで、昔話をします。和子さんが作った料理の話、典子さんが子どもの頃の話。
和子さんは、施設での生活を楽しそうに話します。「今日はお習字をしたのよ」「新しいお友達ができたの」って。
典子さんも、笑顔になりました。仕事も再開して、友達との時間も取り戻しました。
そして、何より大切なこと。
二人は、「介護する人・される人」じゃなくて、「母と娘」に戻ったんです。
典子さんはこう言いました。
「施設に入れたとき、すごく罪悪感がありました。でも今は、本当に良かったと思っています。母は幸せそうだし、私も母を『お母さん』として見られるようになりました。施設入居は、母を救って、私も救ってくれた選択でした」
第4章:罪悪感を手放す5つのステップ
ステップ1:「施設=かわいそう」の思い込みを捨てる
まずは、自分の中にある思い込みに気づきましょう。
「施設はかわいそうな場所」じゃないんです。
プロのケアが受けられる場所。 安全で、快適に過ごせる場所。 新しい出会いがある場所。
今の施設は、昔のイメージとは全然違います!綺麗で、明るくて、居心地の良い場所がたくさんあります。
見学に行ってみてください。きっと、イメージが変わりますよ。
ステップ2:親の本当の気持ちを知る
親御さんは、こう思っているかもしれません。
「子どもに迷惑をかけたくない」 「この子の人生を壊したくない」 「施設に入ったほうが、この子のためかもしれない」
でも、それを口に出せない。「施設に入りたい」なんて言ったら、子どもを傷つけてしまうと思っているから。
だから、親御さんと、ちゃんと話してみてください。
「お母さん、本当はどうしたい?」 「施設も、選択肢の一つとして考えてるんだけど」
正直に話し合うことで、親御さんの本当の気持ちがわかるかもしれません。
ステップ3:「親のため」と「自分のため」を両立させる
施設入居って、親のためでもあるし、自分のためでもあるんです。
そして、それは悪いことじゃありません。
自分が壊れてしまったら、親を支えることもできなくなります。自分が幸せでいることが、親の幸せにもつながるんです。
だから、「自分のため」っていう理由があってもいい。それを認めてあげてください。
ステップ4:施設入居後の「子の役割」を明確にする
施設に入居したら、もう親孝行できない?
そんなことありません!
面会に行って、話をする。 一緒に散歩する。 好物を持っていく。 昔の写真を一緒に見る。 施設の行事に参加する。
子どもにしかできないことは、たくさんあります。
施設入居は、親を「見捨てる」ことじゃない。介護をプロに任せて、子どもは子どもの役割を果たすということなんです。
ステップ5:世間の声を気にしない
「あの人、親を施設に入れたんだって」
そんな声が聞こえてきても、気にしないでください。
その人たちは、あなたの人生に責任を取ってくれません。親御さんの人生にも、責任を取ってくれません。
あなたと親御さんの幸せを、一番に考えてください。
世間体より、二人の笑顔のほうが、ずっとずっと大切です。
第5章:良い施設の選び方
見学は必須!複数の施設を比較する
施設を選ぶとき、必ず見学に行ってください。最低でも3つは見てほしいです。
見学のときにチェックするポイントは:
環境面
- 清潔感はあるか(トイレ、お風呂、居室)
- 明るい雰囲気か
- 臭いは気にならないか
スタッフ面
- 入居者への接し方は丁寧か
- 笑顔があるか
- 忙しそうすぎないか(人手不足のサイン)
入居者さんの様子
- 表情は明るいか
- 活動している様子があるか
- スタッフとの会話が自然か
これ、すごく大事です!パンフレットだけじゃわからないことが、たくさんあります。
ケアマネジャーに相談する
施設選びで迷ったら、ケアマネジャーさんに相談してください。
地域の施設情報に詳しいし、親御さんの状態に合った施設を紹介してくれます。入居の手続きも、サポートしてくれますよ。
一人で悩まないで、プロの力を借りてください!
施設の種類を知る
介護施設には、いくつか種類があります。
特別養護老人ホーム(特養)
- 要介護3以上の方が対象
- 終身利用可能
- 比較的費用が安い(月10〜15万円程度)
- 入居待ちが長い場合もある
介護老人保健施設(老健)
- リハビリ中心の施設
- 在宅復帰を目指す
- 3ヶ月〜6ヶ月程度の利用
グループホーム
- 認知症の方専用
- 少人数(5〜9人)で家庭的な雰囲気
- 月15〜20万円程度
有料老人ホーム
- 民間運営
- サービスが充実
- 費用は高め(入居金+月額20〜30万円)
- 入居しやすい
親御さんの状態、費用、地域の空き状況などを考えて、選んでくださいね。
なっちゃんから先輩方とご家族へ
先輩方、そしてご家族の皆さん、今日も最後まで読んでくださって、ありがとうございます!
私、介護福祉士として、たくさんの入居者さんとそのご家族を見てきました。
施設に入居されて、表情が明るくなった方。 ご家族との関係が良くなった方。 「ここに来てよかった」って言ってくれる方。
本当にたくさんいらっしゃいます。
施設入居は、決して「親を捨てること」じゃありません。
親御さんの安全と尊厳を守り、子どもが「子ども」として親と向き合うための、勇気ある選択なんです。
もし今、「施設に入れるべきか」悩んでいる方がいたら、罪悪感を手放してください。
あなたは、親御さんのために、一生懸命考えて、悩んで、決断しようとしている。それだけで、十分「親孝行」です。
施設入居を選んでも、あなたは冷たい子どもじゃない。むしろ、親御さんの幸せと、自分の人生を、両方守ろうとしている、勇気ある人です。
罪悪感、さようなら。 そして、新しい親子関係へ、こんにちは。
今日もいっしょにキラっと行こっ♪
【なっちゃんの介護メモ】
- 施設入居は「親を救う選択」になることがある
- 専門的ケア、尊厳の保持、社会とのつながりが得られる
- 罪悪感の正体は「世間の目」。気にしなくてOK!
- 施設見学は必須。最低3つは見て比較しよう
- 施設入居後も、子どもにしかできない親孝行はたくさんある
