こんにちは、なっちゃんです!今日もいっしょにキラっと行こっ♪
いつもは美容や健康のお話をしている私ですが、実は介護福祉士として働いています。現場で、たくさんのご家族を見てきました。
そこで気づいたことがあるんです。
**「子どもの本当の役割って、介護することじゃないんだ」**って。
今日は介護福祉士として働く私が、先輩方とそのご家族に伝えたい「子どもにしかできない、介護以外の愛」についてお話しします。これ、本当に大切なことなので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
第1章:介護のプロが見た「子の介護」の現実
オムツ交換は愛情表現じゃない
介護の現場で働いていると、よくこんなご家族に出会います。
「母のオムツ交換は、私がやります」
「父の入浴介助は、娘の私がやらないと」
「食事介助も、服薬管理も、全部私がやらなきゃ」
その気持ち、すごくわかります。親のために何かしてあげたい。それが愛情だって思いますよね。
でもね、私は介護福祉士として、ちょっと違うことを感じるんです。
オムツ交換や入浴介助は、「技術」なんです。愛情じゃなくて、訓練を受けたプロがやるべき「ケア」なんです。
私たち介護福祉士は、何年もかけて正しい介護技術を学びます。身体の仕組み、安全な介助方法、尊厳を守るケアの方法。それを毎日、何十人もの方に実践しています。
だから、身体介護はプロに任せてほしいんです。それが、親御さんにとっても、子どもであるあなたにとっても、一番良い選択なんです。
「介護する子」と「される親」の関係の危うさ
現場で何度も見てきた光景があります。
娘さんが、お母様のオムツを交換している場面。お母様の表情が、すごく辛そうなんです。恥ずかしさと、申し訳なさと、プライドが傷つく痛みで、いっぱいいっぱいになっている。
「娘に、こんな姿を見せたくなかった」
「情けない母親だ」
「もう、生きている価値がないんじゃないか」
お母様は、そんな風に思ってしまうんです。
一方、娘さんも辛い。最初は「母のために」って頑張るんですけど、だんだん疲れてくる。イライラしてくる。「なんで私ばっかり」って思い始める。
そして、いつの間にか、母を「お母さん」として見られなくなってしまう。目の前にいるのは、「介護が必要な高齢者」になってしまうんです。
これが、「介護する子・される親」という関係の怖さなんです。
長年積み重ねてきた親子関係が、介護によって崩れてしまう。そして、二度と元に戻らなくなってしまう。
私ね、これが一番悲しいんです。だから、声を大にして言いたいんです。
子どもの役割は、介護することじゃない!
第2章:プロに任せるべき「介護実務」
介護保険サービスは「使うために」ある
先輩方、介護保険って知っていますか?40歳から保険料を払ってきたアレです。
実はこれ、「使わなきゃ損」なサービスなんです!介護が必要になったとき、プロのケアを受けられる制度。訪問介護、デイサービス、ショートステイ、施設入居…色んなサービスがあります。
でもね、「保険料払ってきたのに、使うのが申し訳ない」って思う方が多いんです。
それ、めちゃくちゃもったいないです!
保険料を払ってきたんだから、堂々と使っていいんです。むしろ、使ってください!それが、親御さんの尊厳を守ることにもつながります。
プロがやるべき介護実務リスト
私たち介護福祉士や訪問介護員(ヘルパー)がやるべきことは、こんなことです。
身体介護
- 入浴介助・清拭(身体を拭くこと)
- 排泄介助(トイレ介助・オムツ交換)
- 着替えの介助
- 食事介助
- 移乗・移動介助(ベッドから車椅子へなど)
生活援助
- 調理・配膳
- 掃除・洗濯
- 買い物代行
- 服薬管理
その他
- バイタルチェック(血圧・体温測定)
- 褥瘡(床ずれ)予防
- リハビリ補助
これ、全部「技術」が必要なんです。間違った方法でやると、親御さんを傷つけたり、逆に身体を悪くしたり、介護する側が腰を痛めたりします。
だから、プロに任せてほしいんです。
ケアマネジャーは家族の味方
「でも、どうやってサービスを使えばいいの?」って思いますよね。
そこで登場するのが、**ケアマネジャー(介護支援専門員)**です!
ケアマネさんは、介護のコーディネーター。親御さんの状態を見て、どんなサービスが必要か一緒に考えてくれます。サービス事業所を紹介してくれたり、ケアプランを作ってくれたり。
しかも、ケアマネさんへの相談は基本無料!(介護保険でカバーされます)
だから、「親の介護、どうしたらいいかわからない」って思ったら、まずは地域包括支援センターに相談してみてください。そこからケアマネさんにつながります。
ケアマネさんは、家族の味方です。一人で抱え込まないで、頼ってください!
第3章:子どもにしかできない「本当の役割」
介護以外で親を支える5つのこと
じゃあ、子どもは何をすればいいの?って思いますよね。
介護実務はプロに任せて、子どもがやるべきことは、こんなことなんです。
1. 親を「親」として尊敬し続けること
これが一番大切!
オムツをしていても、車椅子を使っていても、認知症があっても、親は親。
あなたを育ててくれた人。
困ったとき、支えてくれた人。
たくさんの愛情をくれた人。
その「親」としての存在を、最後まで尊敬すること。それが、子どもにしかできない役割です。
2. 思い出を共有すること
「お母さん、昔よくこの公園に来たよね」
「お父さんが作ってくれたカレー、また食べたいな」
「あの旅行、楽しかったよね」
こういう思い出話、実はすごく大切なんです。
親御さんにとって、自分の人生を覚えていてくれる存在がいる。それだけで、「自分は生きてきた意味がある」って思えるんです。
これ、プロの介護士にはできません。だって、知らないから。
思い出を共有できるのは、子どもだけなんです。
3. 親が大切にしていたものを守ること
親御さんが、ずっと大切にしてきたもの。
昔のお友達との関係。
趣味の集まり。
好きだった場所。
大事にしていた習慣。
これを、できる限り守ってあげること。
例えば、お母様が昔仲良かったお友達に会えるよう手配する。お父様が好きだった釣りに、一緒に(または施設のレクリエーションで)行けるよう調整する。
こういうことも、子どもにしかできません。ケアマネさんに伝えて、一緒にプランを作ることもできます。
4. 親の「今」を認めること
身体が衰えた。
できないことが増えた。
でも、「今の親」を否定しないこと。
「昔はできたのに」じゃなくて、「今のお母さんも素敵だよ」って伝えること。
これ、親御さんにとって、すごく救いになります。
5. 自分(子ども)が幸せでいること
実はこれ、一番大事かもしれません。
親って、子どもが幸せでいることが一番嬉しいんです。
だから、介護で自分を犠牲にして、疲れ果てて、笑顔を失った子どもの姿を見ることが、一番辛いんです。
「私は元気にやってるよ!」って、笑顔を見せてあげること。それが、最高の親孝行です。
第4章:実例で見る「介護以外の愛」
真理子さん(仮名)とお母様のケース
真理子さん(52歳)のお母様(78歳)は、認知症がありました。
最初、真理子さんは自分で介護しようとしました。でも、3ヶ月で限界に。お母様の徘徊、夜中の対応、仕事との両立…すべてが崩壊しそうでした。
そこでケアマネさんに相談して、こんなプランを立てました。
プロに任せたこと
- 週5日のデイサービス(入浴・食事・レクリエーション)
- 週2回の訪問介護(掃除・買い物)
- 月1回のショートステイ(真理子さんの休息のため)
真理子さんがやること
- 週末、お母様と一緒に昔住んでいた町を散歩
- お母様が好きだった昭和歌謡を一緒に聴く
- お母様の若い頃の写真を見ながら、話を聞く
- 「お母さん、ありがとう」を毎日伝える
3ヶ月後の変化
お母様の表情が、明るくなりました。デイサービスで新しいお友達ができて、「今日は折り紙作ったのよ」って嬉しそうに報告してくれるようになりました。
真理子さんも、笑顔が戻りました。仕事も続けられて、自分の時間も少し取れるようになった。
そして何より、二人の関係が変わりました。
「介護する人・される人」じゃなくて、「娘と母」に戻ったんです。
真理子さんはこう言いました。
「プロに任せて、本当に良かった。私は『娘』として、母と向き合えるようになりました。母も、私に気を遣わなくなって、素直に甘えてくれるようになりました」
これが、「介護以外の愛」の力なんです。
私が現場で見た親子の絆
介護福祉士として働いていると、こんな場面に出会います。
日曜日の午後、施設のラウンジで娘さんとお母様がお茶を飲んでいます。二人で笑い合って、昔の話をしている。
「お母さん、私の初恋の人、覚えてる?」
「覚えてるわよ!あの背の高い男の子でしょ」
「そうそう!お母さん、すごいね」
オムツ交換も、食事介助も、全部私たちがやっています。でも、娘さんは娘さんにしかできないことをしている。
お母様の顔、すっごく幸せそうなんです。
これが、子どもの本当の役割なんだなって、毎回思います。
第5章:今日から始められる「介護以外の愛」実践法
ステップ1:介護実務を手放す決意
まずは、「介護は私がやらなきゃ」という固定観念を手放しましょう。
介護保険サービスを調べてみてください。地域包括支援センター(お住まいの市区町村にあります)に電話して、相談してみてください。
「親の介護について相談したいんですが」って言えば、丁寧に教えてくれます。
ステップ2:親との「思い出リスト」を作る
紙とペンを用意して(私はいつも手帳に書いてます!)、親御さんとの思い出をリストアップしてみてください。
- よく行った場所
- 親が好きだったもの
- 一緒にやったこと
- 親が大切にしていた人
- 楽しかった出来事
これ、実際に書き出してみると、「あ、こんなことあったな」って、たくさん出てきます。
ステップ3:月1回、「思い出デー」を作る
月に1回でいいんです。思い出リストの中から、一つ実行してみてください。
- 昔よく行った喫茶店に一緒に行く
- 親が好きだった映画を一緒に観る
- 昔の写真アルバムを一緒に見る
- 親の好物を作って(または買って)一緒に食べる
これだけで、親御さんはすごく喜んでくれます。「自分を覚えていてくれる」「大切にしてもらっている」って感じられるから。
ステップ4:「ありがとう」を言葉にする
これ、意外とやってないんですよね。
「お母さん、育ててくれてありがとう」
「お父さん、いつも支えてくれてありがとう」
照れくさいかもしれませんが、言葉にしてみてください。
親御さんは、それを聞くだけで、「自分の人生は意味があったんだ」って思えるんです。
ステップ5:自分の幸せを報告する
「今日、仕事で褒められたんだ」
「友達とランチして、楽しかったよ」
「最近、新しい趣味を始めたんだ」
あなたの幸せを、親御さんに報告してください。
親は、子どもの笑顔が一番の幸せです。それを忘れないでください。
なっちゃんから先輩方とご家族へ
先輩方、そしてそのご家族の皆さん、今日は長い文章を読んでくださって、ありがとうございます!
私、介護福祉士として働きながら、いつも思うんです。
介護って、「する・される」の関係じゃなくて、「支え合う」関係であるべきだって。
プロの力を借りて、親御さんの尊厳を守る。
子どもは子どもにしかできないことをする。
そして、親子関係を、最後まで大切にする。
それが、本当の親孝行なんじゃないかなって。
もし今、介護で悩んでいる方がいたら、一人で抱え込まないでください。ケアマネさんに相談してください。介護保険サービスを使ってください。
そして、親御さんとの「今」を、大切にしてください。
オムツ交換じゃなくて、一緒に笑うこと。
入浴介助じゃなくて、昔話をすること。
服薬管理じゃなくて、「ありがとう」を伝えること。
それが、子どもにしかできない、介護以外の愛です。
今日もいっしょにキラっと行こっ♪
【なっちゃんの介護メモ】
- 介護実務はプロに任せて、子は「子」として親と向き合おう
- 介護保険サービスは「使うため」にある!遠慮しないで
- 親との思い出を共有できるのは、子どもだけ
- 「ありがとう」を言葉にすることが、最高の親孝行
- 自分が幸せでいることが、親への一番の贈り物
この記事が、親子関係を大切にしたいすべての方の心に届きますように。
介護福祉士 なっちゃん
