介護

介護のストレスで親にイライラしてしまう。自分を責める毎日から卒業し、また「娘」として笑い合うための処方箋

介護のストレスで親にイライラしてしまう。自分を責める毎日から卒業し、また「娘」として笑い合うための処方箋

こんにちは、なっちゃんです!今日もいっしょにキラっと行こっ♪

「さっき言ったじゃない!」
「もう、なんで何度も同じこと聞くの?」

そんな言葉を、つい強い口調でお父様やお母様にぶつけてしまったことはありませんか?

その後で、自分でも驚くほど冷たい自分の声にショックを受けたり、小さくなった親の背中を見て「なんてひどいことをしてしまったんだろう」と一人で泣いたり……。

今、そんな自己嫌悪の渦中にいるあなたへ。
介護福祉士として多くの現場を見てきた私から、どうしても伝えたいことがあります。

それは、「イライラするのは、あなたが人間として当たり前の感情を持っている証拠だ」ということです。


第1章:「性格」ではなく、心が鳴らしているSOS

毎日、仕事や家事に追われながらの介護。
体力も気力もギリギリの状態で、同じ話を10回、20回と繰り返される。
そんなとき、笑顔でいられる人なんて、この世にはいません。

「優しくなれないのは、私が冷たいから?」

いいえ、違います。

イライラしてしまうのは、あなたの性格の問題ではなく、あなたの心が「もうこれ以上は耐えられないよ!」と鳴らしている切実なSOSなんです。

科学的に見ても、人間は疲労や睡眠不足が重なると、脳の「感情をコントロールする部分」がうまく動かなくなります。
お腹が空けばお腹が鳴るのと同じように、心が疲れ果てれば、イライラという感情が溢れ出してしまう。
それは、人間の本質としてごく自然な反応なんです。

第2章:昔の「親子喧嘩」とは違う、今の苦しさ

昔は、言い返してきたり怒鳴り合ったりする「対等な親子喧嘩」で済んでいました。
でも今は、相手が小さく、弱くなってしまった。
だからこそ、自分の言葉が「暴力」のように感じられて、余計につらくなってしまうんですよね。

誰にも相談できず、一人でその罪悪感を飲み込んでいる日々。
そんな毎日をお過ごしのかたに、なっちゃんは声を大にして言いたいです。

自分を責めないで。
あなたは今日まで、本当に、本当によくやってきました。

第3章:感情を切り替えるための「小さな避難所」

イライラが爆発しそうになったとき、あるいは爆発してしまった直後に、試してほしい工夫があります。

  1. 「3秒だけ」物理的に離れる 「なんで!」と言いそうになったら、一度トイレに逃げるか、キッチンへ行って水を一杯飲んでください。視界から親御さんを外すだけで、脳の興奮は少しだけ収まります。
  2. 「人間の本質」だと割り切る イラッとした瞬間に、「あ、今私の脳が正常にアラームを鳴らしてるな」と自分を客観的に見てみてください。
  3. 「介護者」の仮面を一度脱ぎ捨てる 「娘」として優しくいられないときは、一度「介護」という役割を誰かに預ける時期かもしれません。

第4章:あなたが優先すべきは、介護ではなく「休息」です

先輩、忘れないでください。 あなたが最優先すべきことは、もっと頑張ることではなく、「介護を誰かに委ねて、あなたがしっかり休むこと」です。

ケアマネジャーさんに相談したり、身近な人に「もう限界、助けて」と伝えてみてください。 あなたが倒れてしまったら、お父様やお母様はもっと悲しみます。

実務という重い荷物をプロに任せて、あなたの心に少しだけ余裕ができれば、また自然と「お母さん」と呼べるようになります。

あなたが「娘」に戻るために、あえて今の場所から一歩離れる。 それは逃げではなく、また二人で笑い合うための、一番の近道なんです。


終わりに:自分を許すことから、また始めよう

自分を責めてしまうのは、あなたがそれだけ「親を大切にしたい」と願っているからです。
そんな優しい自分を、どうかこれ以上いじめないでくださいね。

温かい飲み物を一口飲んで、深呼吸。
まずは自分を許して、甘やかしてあげてください。

あなたがキラっと笑える心の余裕を取り戻すこと。
それが、親御さんにとっても一番の安心に繋がるのですから。

親子関係第一。 今日もいっしょにキラっと行こっ♪