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認知症の親を特殊詐欺から守る対策|家族ができる備えを介護福祉士が解説

認知症の親を特殊詐欺から守る対策|家族ができる備えを介護福祉士が解説

こんにちは、なっちゃんです。

「オレオレ詐欺」「還付金詐欺」。

ニュースで聞くたびに、他人事とは思えなくなりませんか。

離れて暮らす親のことを考えると、なおさらです。

判断力が落ちている親は、詐欺の標的にされやすいと言われています。

こわい話をしたいわけではありません。

知っておけば、防げることがたくさんあるんです。

先に、いちばん大事な結論をお伝えしますね。

対策の核心は、電話がかかってきた時点で、家族につながる仕組みを作ることです。

親一人に判断させない。

そのための仕組みを、今日は一緒に整えていきましょうね。

なぜ、狙われやすいと言われるのか

「うちの親は大丈夫」と思いたい気持ち、よく分かります。

でも、狙われやすいと言われる背景には、理由があります。

判断力が変化してくると、とっさの状況で冷静に考えることが難しくなります。

「今すぐ振り込んで」と急かされると、疑う前に体が動いてしまうんですね。

さらに、一人暮らしだと、その場で誰にも相談できません。

「本当かな」と一瞬迷っても、確認する相手がいない。

そして、孤立しやすい状況にあることも関係していると言われています。

誰かと話せることがうれしくて、電話の相手を信じやすくなってしまう。

これは、親の性格や賢さの問題ではありません。

状況が重なると、誰にでも起こりうることなんです。

家族ができる対策、早見表

では、具体的に何をすればいいのか。

家族ができる対策を、表にまとめました。

対策内容効果
合い言葉を決める家族間だけで通じる言葉を事前に共有しておくなりすましに気づきやすくなる
電話機の迷惑電話対策機能自動録音や警告アナウンスの機能をつける詐欺電話そのものを減らせる
「お金の話は家族に確認」ルール事前に親と約束しておく即座の送金を防げる
万一の相談先を知っておく警察相談専用電話・消費生活センターなど被害後も早期に動ける

詐欺の手口は、日々変わっています。

表の対策は基本の型として、最新の注意情報もあわせて確認してくださいね。

一つだけでなく、いくつか重ねて備えることが安心につながります。

よくある手口の傾向

具体的な手口を知っておくと、いざというとき「あ、これかも」と気づけます。

一般的に言われている傾向を、いくつか紹介しますね。

還付金をよそおう電話

「医療費が戻ります」「手続きにATMが必要です」といった連絡から、操作させて送金させる手口があると言われています。役所や銀行が、電話でATM操作を指示することはありません。

親族をよそおう電話

「オレだけど」「事故を起こした」など、動摇させてお金を用意させようとする手口です。声だけで判断せず、いったん電話を切って、決めていた連絡先に確認する習慣が有効とされています。

訪問買取・点検商法

「不用品を高く買い取ります」「無料で点検します」と訪問し、貴金属を安く買い取ったり、不要な工事を契約させたりする手口もあると言われています。

こうした手口は、時期や地域によって流行が変わります。

「うちの地域は今こんな連絡が増えている」という情報は、自治体や警察の発信もチェックしておくと安心です。

元気なうちに、親と一緒に確認しておきたいこと

対策は、親が元気なうちに一緒に整えておくのが理想です。

できることを、いくつか挙げますね。

まず、家族だけの合い言葉を決めておきましょう。

「困ったときは、必ずこの言葉を確認する」と、あらかじめ約束しておくんです。

次に、不審な電話への対応を、一緒に練習しておくのもおすすめです。

「怪しいと思ったら、まず切っていいんだよ」と伝えておく。

これだけで、とっさの一言が出やすくなります。

そして、「お金の話が出たら、必ず私に連絡してね」という約束も忘れずに。

一人で決めない、というルールを、日ごろから共有しておきましょう。

よくある質問

Q. 一人暮らしの親には、どんな対策が向いていますか?

A. 電話機の迷惑電話対策機能が特に有効です。かかってくる前に防ぐ仕組みがあると、親自身の負担も減らせます。あわせて、日ごろから連絡を取り合う習慣も大切ですね。

Q. もし被害に遭ってしまったら、どうすればいいですか?

A. まずは、警察相談専用電話(#9110)や消費生活センターに連絡してください。恥ずかしいと感じる必要はありません。早く動くほど、対応の選択肢が広がります。

Q. 固定電話は、いっそ止めるべきでしょうか?

A. 必ずしもそうとは限りません。固定電話にも、留守番電話設定や着信拒否など、対策できる機能があります。まずは今の電話機でできる対策から試してみてくださいね。

まとめ

親を詐欺から守るために、大事なことをまとめますね。

  • 判断力の変化や孤立が、狙われやすさにつながると言われている
  • 対策の核心は、電話の時点で家族につながる仕組み作り
  • 合い言葉、電話機能、送金ルールを重ねて備える
  • 元気なうちに、親と一緒に約束を決めておく

備えは、親を疑うことではありません。

親を守るための、あたたかい準備なんです。

ここまで読んでくれたあなたは、親のことを本気で考えている、やさしい娘さん、息子さんですね。

離れていても、できることはちゃんとあります。

今日決めた小さな約束が、いざというときの大きな安心になりますよ。