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足し算より引き算。重ねすぎを防ぐスマートな70代のシミケア

足し算より引き算。重ねすぎを防ぐスマートな70代のシミケア

こんにちは、なっちゃんです♪ 今日もいっしょにキラっと行こっ♪

最近、介護施設で70代の先輩方とお話していて、「シミが気になるけど、何をどう使えばいいのかわからない」という声をたくさん聞くんです。ドラッグストアに行けば美白美容液、シミ取りクリーム、ビタミンC誘導体…たくさんの商品が並んでいて、「あれもこれも」と欲しくなっちゃいますよね。

でも待って!実は70代のお肌にとって一番大切なのは「足し算」じゃなくて「引き算」なんです。今日は現役介護福祉士として、そして美容マニアとしての経験から、先輩方におすすめしたいシンプルで効果的なシミケアについてお話しします。

第1章:なぜ70代のシミケアは「引き算」が大切なの?

年齢を重ねたお肌の特徴を理解しよう

先輩方のお肌を日々見せていただいている中で気づいたのですが、70代になると20代の私たちとは全く違う肌の状態になっています。

まず、皮膚が薄く、敏感になっていること。これは加齢によってコラーゲンやエラスチンが減少し、表皮も薄くなるためです。そんなデリケートなお肌に、たくさんの化粧品を重ね塗りすると…想像つきますよね?

実際に施設でも、「いろんな美容液を使ってみたら、かえって肌が荒れちゃった」という先輩がいらっしゃいました。その方は5種類もの美白アイテムを毎日使っていたんです。

70代特有のシミの種類を知っておこう

70代のシミは主に以下の種類があります:

  1. 老人性色素斑:一般的な「シミ」として認識されているもの
  2. 肝斑:女性ホルモンの影響で現れる左右対称のシミ
  3. 脂漏性角化症:少し盛り上がったイボのようなシミ
  4. 炎症後色素沈着:傷跡や湿疹跡が茶色くなったもの

それぞれに適切なケア方法があるのですが、すべてに共通して言えるのは「刺激を与えすぎない」ことなんです。

「重ねすぎ」が引き起こすトラブル

私、恥ずかしながら美容マニアゆえに、以前は祖母に「これも良い、あれも良い」とたくさんのアイテムを勧めてしまったことがあります…。その結果、祖母の肌は赤くかぶれてしまって、本当に反省しました。

70代のお肌に多くの成分を重ねると:

  • 肌への負担が増える
  • 成分同士が干渉し合う
  • かえってシミが濃くなることもある
  • 経済的負担も大きい

この経験から学んだのが、「引き算の美学」だったんです。

第2章:70代に適した基本のシミケア成分選び

まずは「安全第一」の成分から

先輩方におすすめしたい美白成分を、安全性の高い順にご紹介しますね。

1. ビタミンC誘導体(最優先!) なんといってもこれが一番!特に「マグネシウムアスコルビルリン酸」という成分名のものがおすすめです。刺激が少なく、安定性も高いんです。

施設の先輩方にお聞きすると、「昔からビタミンCは体に良いって言われてきたから、なんだか安心できる」とおっしゃる方が多いです。その感覚、とても大切だと思います♪

2. アルブチン コケモモ由来の天然成分で、メラニンの生成を穏やかに抑制します。「アルファアルブチン」と「ベータアルブチン」がありますが、70代の方にはより安全性の高い「アルファアルブチン」をおすすめします。

3. トラネキサム酸 もともと止血剤として医療現場で使われていた成分です。私も介護現場でこの名前を聞いたことがあったので、調べてみたら美白にも効果があるんですって!肝斑に特に効果的と言われています。

避けたい成分・注意が必要な成分

逆に、70代の方が注意すべき成分もあります:

ハイドロキノン 「肌の漂白剤」と呼ばれるほど効果が高いのですが、刺激も強いんです。医師の指導なしに使用するのは、70代の方にはリスクが高すぎます。

レチノール系 ピーリング効果があり、シミには効果的ですが、肌が薄くなっている70代の方には刺激が強すぎることが多いです。

「効果が高い=良い」ではないということを、ぜひ覚えておいてくださいね。

成分選びのコツ

  1. パッチテストは必須:新しい成分を試すときは、必ず二の腕の内側など目立たないところで48時間テストしてください
  2. 一度に一種類ずつ:複数の新成分を同時に使うのは危険です
  3. 継続は力なり:効果を実感するには最低3ヶ月は続けてみてください

第3章:シンプル・イズ・ベストなケアルーティン

朝のケア(5分で完了!)

Step1: やさしい洗顔(1分) 70代のお肌は皮脂分泌が減っているので、洗いすぎは禁物!ぬるま湯(32-34℃)で、泡立てネットでしっかり泡立てた洗顔料で、泡で包み込むように洗ってください。

私のおすすめは、アミノ酸系の洗顔料。「○○ベタイン」や「○○グルタミン酸」と書かれているものを選んでみてくださいね。

Step2: 化粧水(1分) 美白成分入りじゃなくても大丈夫!むしろ、保湿重視の化粧水を選んでください。「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」配合のものがおすすめです。

コットンは使わず、手のひらでやさしくプレスしながらつけてくださいね。

Step3: 美白美容液(1分) ここで美白成分の登場!でも、つけるのは気になる部分だけでOKです。顔全体に塗る必要はありません。

量は「米粒大」で十分。「もったいないから少しずつ使おう」ではなく、「適量を気になる部分にだけ」が正解です。

Step4: 乳液またはクリーム(1分) 美容液の成分を閉じ込めるフタの役割をします。夏は軽めの乳液、冬は少ししっかりめのクリームと使い分けてもいいですね。

Step5: 日焼け止め(1分) これが一番重要かもしれません!新しいシミを作らないために、SPF30-50、PA++以上のものを必ず塗ってください。

夜のケア(10分でゆったり)

Step1: クレンジング(3分) 日焼け止めを使った日は必ずクレンジングを。ただし、ゴシゴシこするのは絶対NG!クレンジング剤をたっぷり使って、滑らせるようになじませてください。

Step2: 洗顔(2分) 朝と同じように、やさしく泡洗顔。夜は少しだけ時間をかけて、リラックスしながら行ってくださいね。

Step3: 化粧水(2分) 夜も朝と同じでOK。でも、夜の方が時間があるので、2-3回に分けて重ね塗りしても良いですよ。

Step4: 美白美容液(2分) 夜も朝と同じ要領で。ただし、夜だけ使う美白成分もあるので、説明書をよく読んでくださいね。

Step5: ナイトクリーム(1分) 夜は少ししっかりめの保湿を。翌朝のお肌のハリが違いますよ♪

週1-2回のスペシャルケア

美白パック 市販のシートマスクでも十分です!ただし、「週に1-2回まで」を必ず守ってください。毎日使うと、かえって肌に負担をかけてしまいます。

パック選びのポイント:

  • アルコールフリー
  • 香料・着色料が控えめ
  • 美白成分がマイルドなもの

第4章:重ねすぎを防ぐための実践的アドバイス

「化粧品断捨離」のススメ

先輩方のドレッサーを見せていただくと、本当にたくさんの化粧品が並んでいることが多いんです。でも、実際に定期的に使っているのは半分以下…なんてことも。

そこで提案したいのが「化粧品断捨離」です!

Step1: 現在の化粧品を全部出してみる まずは現状把握から。案外、同じような効果の商品をたくさん持っていることに気づくはずです。

Step2: 使用期限をチェック 開封後1年以上経っているものは、残念ですが処分しましょう。特に美容液は酸化しやすいので要注意です。

Step3: 「本当に必要か」を見極める 以下の質問を自分にしてみてください:

  • 本当に効果を実感している?
  • 使うのが楽しい?
  • 肌に負担を感じない?

全てにYESと答えられないものは、思い切って手放しましょう。

商品選びの「3つのルール」

化粧品売り場で迷わないための、私なりのルールをお教えします♪

ルール1: 「新商品」に惑わされない 「新発売!」「今だけ!」の文字に弱いのは、私も同じです(笑)でも、70代の肌には「実績があり、長く愛されている商品」の方が安心です。

ルール2: 「全成分表示」を必ずチェック 成分名を全て覚える必要はありませんが、上位5つくらいは見る癖をつけてください。アルコール(エタノール)が上位にあるものは避けた方が無難です。

ルール3: 「サンプル」を活用する 必ず1-2週間は試してから購入してください。「店頭で試して良かったから」だけで決めるのは危険です。

家族との上手な付き合い方

お嬢さんやお孫さんが「これ、良いよ!」と持ってきてくれるコスメ…嬉しいけれど、年齢に合わないことも多いですよね。

そんな時は:

  • 「ありがとう、でも今使っているものがあるから、それを使い切ってから」
  • 「パッチテストしてから決めるね」
  • 「一緒に皮膚科の先生に相談してみない?」

角を立てずに、でもお肌を守る返答を準備しておくといいですよ。

「もったいない」精神との向き合い方

先輩方とお話していると、「もったいないから全部使い切らなきゃ」という声をよく聞きます。お気持ち、すごくよくわかります!

でも、合わない化粧品を無理に使い続けて肌トラブルを起こし、皮膚科代がかかってしまったら…それこそもったいないですよね。

「健康な肌」が一番の節約だと思って、思い切りも時には大切です♪

第5章:70代だからこそできる、賢いシミとの付き合い方

シミを「隠す」から「活かす」へ

最後に、ちょっと違った角度からお話させてください。

私、施設で70代の先輩方を拝見していて気づいたことがあるんです。シミを気にされている方ほど、なんだか下を向きがちなんです。でも、シミがあっても堂々としていらっしゃる先輩は、とてもキラキラして見えるんです。

「シミを完全になくす」のではなく、「シミがあってもキレイ」を目指してみませんか?

メイクでカバーする技術

ベースメイクのコツ

  • コンシーラーは「シミより一回り大きく」塗る
  • 境界線をスポンジでぼかす
  • 厚塗りは逆に目立つので要注意

色選びのポイント

  • イエローベース→ベージュ系のコンシーラー
  • ブルーベース→ピンクベージュ系のコンシーラー

実は、私も祖母にメイクのお手伝いをすることがあるのですが、最初は失敗続きでした…。今では「なっちゃんのメイクは自然でいいね」と言ってもらえるように♪

内側からのケアも忘れずに

食事でのシミケア

  • ビタミンC:柑橘類、イチゴ、ブロッコリー
  • ビタミンE:アーモンド、アボカド、かぼちゃ
  • リコピン:トマト、スイカ
  • ポリフェノール:ブルーベリー、緑茶

でも、「○○を食べなきゃ」というストレスは逆効果。楽しく、美味しく、バランス良く食べることが一番です。

生活習慣のポイント

  • 十分な睡眠(7-8時間)
  • 適度な運動(散歩でOK)
  • ストレス管理
  • 禁煙・適度な飲酒

皮膚科との上手な付き合い方

最後に、とても大切なお話を。

70代になったら、「美容」というより「医療」の観点でお肌を見てもらうことも大切です。皮膚科医は、私たち素人では判断できないシミの種類や、隠れた皮膚がんのリスクも見つけてくれます。

皮膚科受診をおすすめするケース:

  • 急にシミが濃くなった
  • シミの形が変わってきた
  • かゆみや痛みがある
  • 盛り上がってきた
  • 出血することがある

「年だから仕方ない」で済ませず、気になることがあったら遠慮なく相談してくださいね。

最後に:70代の美しさは「引き算」にあり

今日もいっしょにキラっと行こっ♪

長い文章になってしまいましたが、読んでくださってありがとうございます。

70代の先輩方を間近で見させていただいて、本当に思うのは「美しさに年齢は関係ない」ということです。でも、その美しさを保つ方法は、20代の私とは全く違うということも学びました。

「あれもこれも」ではなく、「これだけでいい」という引き算の美学。シンプルなケアでお肌を大切にしながら、内側から輝く美しさを目指しませんか?

そして何より、シミがあってもなくても、先輩方の人生の重みや優しさから生まれる美しさは、私たち若い世代には真似できない素晴らしいものです。

来週も、先輩方のキラキラした毎日のお手伝いができるような情報をお届けしますね♪

何か質問がありましたら、いつでもコメントしてくださいね。一緒に美しく年齢を重ねていきましょう!

今日もいっしょにキラっと行こっ♪


なっちゃんの美容ノート 現役介護福祉士が提案する、70代のための美容と健康情報